<原著>美意識についての提言(2) : 化粧の心理

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • The Message about the Sense of Beauty (2) : The Psychology of make-up

抄録

化粧…この二文字の言葉のもつ意義と思考ほど,人間それぞれの実に様々な考え方,表現法や主張を含むものはないと思う。古今東西を問わず,私達が現世に生まれ生きてゆく過程の中で,個人差はあるにせよ,誰もが美しいものへの願望,美意識,「美しく〜したい」との夢や楽しみ,また精神の高揚から化粧をするのである。これは人として,時代は変われど素直な気持ちでもあろう。人間が生きゆく,社会生活の中において化粧の必要性のある人,不必要と思う人の認識度,尺度は人様々であるが,ここで改めて,私達は何故化粧をするのかということ,すなわち「化粧とその心理について」触れてみたい。開学3年目を迎えて,本学の私の担当分野である美粧(1)・(2)の中での指導時の所感も含め,公開講座,講演,研修時に,この化粧の心理と感想を,幅広い年代層の方々にご協力いただいて,現代の化粧に対する認識性と化粧の心理効果を追求してみた。ここに感想をいただいた全国の多くの方々に,この誌上で改めて謝辞を述べると共に,この調査結果を含めた,上記表題のテーマを考察してみたい。

収録刊行物

  • 山野研究紀要

    山野研究紀要 3 (0), 9-25, 1995-03-25

    学校法人 山野学苑 山野美容芸術短期大学

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763121377408
  • NII論文ID
    110000033920
  • DOI
    10.24714/yca.3.0_9
  • ISSN
    24336424
    09196323
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ