ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの医療活動について--ヒルデガルトのホリスティックアプローチの今日的意義  [in Japanese] <Material>The activity for providing medical and nursing care by Hildegard von Bingen : The contemporary significance of the holistic approach of Hildegard  [in Japanese]

Author(s)

Abstract

本稿は,12世紀ドイツにあって女子修道院長をつとめ,独特の考え方に基づき医療・救済活動を行ったヒルデガルト・フォン・ビンゲン(Hildegart von Bingen)について,『自然学』(Physica)の中の「植物の書」及び『病因と治療』(Causae et Curae)を手がかりに,根本となる人間観・医療観・疾病観に焦点を当て,彼女の医療活動の現代における意義を考察したものである。その結果,ヒルデガルトの考え方の特徴は,人間を宇宙も含めた全体の中で捉え,すべてを連関するものと考えているということであり,これは,'90年代半ば頃よりめざましく普及してきた代替医療や,看護に見られる,人間を身体,精神,霊魂も含めた統一体として捉える人間観と共通するものであった。そしてホリスティック(holistic)な考えに基づく医療活動は,人間を心身両面から癒す行為,すなわち救済であり,看護実践において有益な示唆が得られるものでもあったので報告する。

Journal

  • Bulletin of the School of Nursing,Yamaguchi Prefectural University

    Bulletin of the School of Nursing,Yamaguchi Prefectural University (7), 141-147, 2003

    Yamaguchi Prefectural University

Cited by:  1

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110000034854
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA11296902
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Journal Article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    13430904
  • NDL Article ID
    6716070
  • NDL Source Classification
    ZS47(科学技術--医学--治療医学・看護学・漢方医学)
  • NDL Call No.
    Z19-B966
  • Data Source
    CJPref  NDL  NII-ELS 
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