インドネシアBengkulu地域におけるラフレシア花に関する研究

• Yulian

• Hermawan, B.

• 奥田, 延幸

• 藤目, 幸擴

書誌事項

タイトル別名

• Studies on rafflesia flower in Bengkulu,Indonesia

抄録

本研究では、1998年にインドネシアBengkulu地域の3地区におけるラフレシア(Rafflesia arnoldii R.Br.)の開花の現状を調査した。1次データとしてアンケート調査を行い、2次データは政府機関と研究論文から収集した。この結果、Bengkulu地域におけるラフレシアの分布地は低地3カ所と高地5カ所の合計8カ所であることが明らかになった。また、その分布地の保護のために、宿主であるLiana植物体への標識とその周囲のフェンス取り付け、および宿主の現地への再導入が重要であると考えられた。ラフレシア分布地の人為的破壊は、地域社会の人口増加、地域住民への教育並びに民族的背景が要因となっていると思われた。地方自治体からの情報公開はラフレシアの保護に貢献し、さらに道路や電力供給などの社会資本整備によってラフレシアが観光客の誘致に有効であると考えられた。

収録刊行物

• 香川大学農学部学術報告

  香川大学農学部学術報告 54 35-40, 2002-03

  三木町 (香川県) : 香川大学農学部

キーワード

• flowering
• habitats

詳細情報

• CRID: 1050282813643714432
• NII論文ID: 110000048244
• NII書誌ID: AN00038339
• ISSN: 03685128
• NDL書誌ID: 6235731
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030642120
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6235731
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: journal article
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles