オウトウわい性台木の開発に関する基礎的研究-1-2,3の日本産サクラ属植物のつぎ木親和性について  [in Japanese] Fundamental Studies on the Development of Dwarfing Cherry Root Stocks (1) : Graft Compatibility in a few Japanese Prunus spp.  [in Japanese]

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Abstract

【緒言】山形県は全国一の甘果オウトウの生産県として知られているが,近年,米国産オウトウの輸入解禁などのあおりを受け,現在オウトウを栽培している農民はオウトウ栽培のあり方を非常に深刻な問題として受けとめており,生産コストの低下や品質の向上などの面からの対応を模索している.また,わが国は国土が狭い上に,オウトウ栽培に適する地域が少ない収穫期に降雨が多いので裂果の防止対策等の集約度の高い栽培管理が要請されている.そのために,オウトウ栽培技術の今後のあり方の一つに,わい化栽培があげられ,これを達成する最も現実的な方法のーっとして,つぎ木親和性のあるわい性台木の利用が考えられている.わが国においてもリンゴでは,すでに,わい性台木の利用は実用化の段階に入っているが,リンゴに比較して収穫に多大の労力を要するオウトウでは未だ試験的段階であり,これらについての報告は殆んど見られない.これに対し,イギリス,ドイツ,アメリカなどではこれらに関する研究は早くから着手されており,報告もされてはいるものの,現在,普及・実用化の段階に入ったとはいえない.このような現状をふまえて,わが国の風土に適合したわい性台木の検索,開発に関する基礎資料を得るために,まず,これまで著者らが集めた主として日本産のいくつかの候補植物を中間台木として用い,わい化をはかろうと考え,これらの植物と,従来最も普通に使用されているアオバザクラ台との活着の成否を調べ,一方,環境適応性のあるシナミオウトウの利用については,これを直接台木として使用し,わい化をはかりたいと考え,これとオウトウ栽培品種との活着の成否(親和関係)を検討した.

Journal

  • Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science

    Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science 8(4), p683-695, 1981-01

    Yamagata University

Cited by:  1

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110000356469
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00243054
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Journal Article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    05134676
  • NDL Article ID
    2302273
  • NDL Source Classification
    RB47(農産--園芸作物および栽培--果樹)
  • NDL Source Classification
    ZR7(科学技術--農林水産--農産)
  • NDL Call No.
    Z18-585
  • Data Source
    CJPref  NDL  NII-ELS  IR 
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