トクヴィルの救貧論

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タイトル別名
  • トクヴィル ノ キュウヒンロン
  • La question du pauperisme d'apres Alexis de Tocqueville

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抄録

はじめに : 貧困とその救済に関わる問題は, (前世紀から問題となり), 革命期においても一つの解決すべき主要な問題をなした。フランス革命期の人々は, 貧困者に対する扶助を「国民的負債」とみなしたが, 扶助に対する貧困者の権利は限定的な権利で, 個人の自立性の原則と労働による社会への参入の原則に制約され, 文明の発展がこの権利の限定的な性格を確証すると考えた。……

収録刊行物

  • 経済学雑誌

    経済学雑誌 102 (1), 149-166, 2001-06

    大阪市立大学経済学会

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