津山藩領山北村の足軽・中間奉公

• ISODA Michifumi

書誌事項

タイトル別名

• The Employments of Ashigaru and Chugen : Yamakita village, Tsuyama Han Domain
• ツヤマハンリョウ ヤマキタムラ ノ アシガル チュウゲン ボウコウ

抄録

徳川日本の武士身分は兵農分離されていたとされる。しかし、実際には百姓がしばしば足軽・中間として大名の下層家臣に加わっていた。そこで、本稿では津山藩における奉公人雇用の実態調査を試みた。津山藩と山北村の古文書を調べた結果、人口一〇万人の津山藩では常に領民二四〇〇人を雇っており、それに例年八四〇〇石もの奉公給を支払っていた事実が明らかとなった。足軽や中間には城下近村に住む農民が雇われることが多く、彼らは農業に従いながら侍の公務補助や守衛を務めていた。

収録刊行物

• 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要

  日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 24 87-109, 2002-02-28

  国際日本文化研究センター

キーワード

• 武士
• 兵農分離
• 足軽
• 武家奉公
• 地方文書
• 津山藩
• 山北村

詳細情報

• CRID: 1390290699747429632
• NII論文ID: 110000509886
• NII書誌ID: AN10088118
• ISSN: 09150900
• DOI: 10.15055/00000687
• NDL書誌ID: 6094700
• Web Site: http://id.nii.ac.jp/1368/00000687/
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6094700
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles