日本橋新材木町商業史覚書 : 問屋と街

書誌事項

タイトル別名
  • ニホンバシ シンザイモクチョウ ショウギョウシ オボエガキ トンヤ ト マチ
  • Historical Study of Commerce of Downtown in Tokyo, Case of Shinzaimoku-cho, Nihonbashi

この論文をさがす

抄録

type:text

本稿は,昭和7年に,現在の日本橋堀留町1丁目となった江戸から明治・大正・昭和にかけての古い町,新材木町の商業史視点にたつ歴史的素描である。すでにこの隣の町,新乗物町(同じ現堀留町1丁目)については,本誌40巻4号に記載してあるが,いずれも,拙著の「日本橋界隈の問屋と街」の延長線上にある研究覚書である。「新材木町」の町名由来記から始まり,江戸時代におけるこの町の特色を,堀留川と椙森稲荷神社の存在から把えてみた。東堀留川に沿った細長いこの町は,竹木薪炭・米の集散地として賑わったが,本稿では同じ堀留川に接する堀

収録刊行物

  • 三田商学研究

    三田商学研究 40 (5), 27-, 1997-12

    東京 : 慶応義塾大学商学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ