明治初期,自由民権運動の展開と相剋 : 福沢諭吉における「民権と国権」のはざまで : 自由民権研究序説 The Evolvement of 'Liberal-Democratic Movement' and its Contradiction in the Earliest Stage of MEIJI Era

この論文をさがす

著者

抄録

「明治初期,自由民権運動の展開と相剋」と題する本論文は,明治の変革のイデオロギーともいうべき自由民権思想が,世代によってその理解がいかに異なるかを,福沢諭吉を中心とする天保年間生まれの思想家たちと,その後の弘化,安政年間に生まれ,明治維新の時期に成年期に達した人々の観念とを対比し,維新の変革に内在させていた緒矛盾の一端を明らかにしようとしたものである。紙面の制約もあり,「天保の老人たち」については一応ふれることができたが,植木枝盛や馬場辰猪,中江兆民および大井憲太郎等の思想や活動については,充分に展開することができなかった。テーマが大きすぎ,福沢諭吉の思想に傾斜しすぎたが,機会が許せば,明治の青年たちの思想と福沢等天保の老人たちとの思想的な相剋と葛藤についてもふれたいのであるが,今回は筆者の不手際もあり,残念乍ら果たすことができず,故藤原教授の御霊前にお詫びする次第である。

収録刊行物

  • 千葉商大論叢

    千葉商大論叢 40(4), 1-28, 2003-03-31

    千葉商科大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110001071843
  • NII書誌ID(NCID)
    AN0014259X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    03854558
  • NDL 記事登録ID
    6623380
  • NDL 雑誌分類
    ZV1(一般学術誌--一般学術誌・大学紀要)
  • NDL 請求記号
    Z22-719
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  IR 
ページトップへ