重心動揺からみた気功スワイショウの効果(<特集>Human PSI Forum "Human Potential Science" Internationl Forum「潜在能力の科学」国際フォーラム : 物理・生理学的アプローチ Joint with 「こころと体の不思議」国際フォーラム 第14回生命情報科学シンポジウム(国際版) 2002年8月22〜27日(木〜火) 於 : 千葉市 幕張新都心 OVTA(オブタ))

• 吉田 勝志

  中部大学教養教育部

• 吉福 康郎

  中部大学先端技術研究センター

• 青木 孝志

  中部大学工学部

• 足達 義則

  中部大学経営情報学部

書誌事項

タイトル別名

• The Effect of the Qigong Exercise Suwaishou from the Viewpoint of the Sway of the Center of Gravity(<Main Topics>Human PSI Forum "Human Potential Science" International Forum : Physical and Physiological Approach Joint with "Mystery of Mind and Body" International Forum and The Fourteenth Symposium on Life Information Science (International Version) 22-27 August 2002, OVTA, Makuhari, Chiba (near Tokyo), Japan)

抄録

気功の一種であるスワイショウが下肢筋群に及ぼす影響を重心動揺の計測によって調べた。被検者は、10分間のスワイショウを4回続けて実施した。スワイショウの実施により、どの被検者の重心動揺の軌跡長も顕著に増加した。その傾向は、2回目のスワイショウ実施後まで漸増し、その後安定した。スワイショウによる軌跡長の増加は安静直後に比べおよそ1.7〜1.8倍、重心動揺の面積の増加はおよそ1.9〜2.0倍であった。これらの結果と被検者の感想から、スワイショウはかなり強い負荷強度であり、特に下肢筋力の衰えた高齢者に対し良い運動負荷となること、その効果的な実施時間は約20分であることが明らかになった。

収録刊行物

• 国際生命情報科学会誌

  国際生命情報科学会誌 20 (2), 563-569, 2002

  国際生命情報科学会

キーワード

• Qigong
• Suwaishou
• center of gravity
• load intensity
• suitable performing time

詳細情報

• CRID: 1390564238091775232
• NII論文ID: 110001080264
• DOI: 10.18936/islis.20.2_563
• ISSN: 24240761
• ISSN: 13419226
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2003085157
• 本文言語コード: en
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可