情報活用能力の行動評価に関する基礎研究

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抄録

本研究では,情報活用能力が学習者に身につけば,その能力は日常生活や学習場面で行動として表出するという仮設を設定し,その表出する行動や活動についての考察することを目的とする。 まず,情報活用能力の評価に関する先行研究から,その考え方を整理する。次に,情報活用能力の育成を学習目標に設定した授業実践から,教授者が意図した行動や学習者が行った行動についての分析を行う。また,短期大学生の情報活用能力の行動に関するアンケート結果を分析し,情報活用能力の行動の分類を行う。研究から得られる結果は,情報活用能力を評価するための視点になる観点項目を作成する際の基本資料となる可能性がある。

収録刊行物

  • 年会論文集

    年会論文集 24-27, 1994-07-29

    日本教育情報学会

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