一般演題 38 ヨードの甲状腺局所循環動態に及ぼす影響

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抄録

チェルノブイリ原発事故後,放射線ヨードの内部被ばくによると考えられる小児甲状腺癌の増加が,ベラルーシ,ウクライナ,及びロシア連邦において見られたが,その一方でポーランドでは甲状腺癌の増加は見られなかった. これは,ポーランドで事故直後に安定ヨウ素剤を内服させたことによる予防効果と考えられており,被ばく事故の際の安定ヨウ素剤内服の重要性を示すものである. 我が国でも1999年のJCO事故以降,原子力災害対策特別措置法が制定され,実際の放射線災害時の対策の一つとして被ばく直後の安定ヨウ素剤内服が計画されている. 一方で,予防内服の際,誤って過剰に安定ヨウ素剤を摂取した場合の対策も重要である. しかし,ヨウ素過剰内服時の血行動態と甲状腺ホルモンに対する影響についてはあまりデータがなく,その対策については未だ議論が続いている. そこで今回は,比較的大量の安定ヨウ素剤内服時の全身と甲状腺局所の血行動態の変化を,頚動脈脈波・上甲状腺動脈脈波・血圧・脈拍などの指標に加え,造影エコーにより解析・検討した.

収録刊行物

  • 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi

    長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 79(特集号), 294-296, 2004-09

    長崎大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110001138753
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00275753
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    特集 // 会議録・学会報告
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    03693228
  • NDL 記事登録ID
    7285886
  • NDL 雑誌分類
    ZS7(科学技術--医学)
  • NDL 請求記号
    Z19-185
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS 
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