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- 友永 雅己
- 京都大学霊長類研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Preliminary study on the role of conditional differential outcomes in the chimpanzee's conditional discrimination
抄録
条件性弁別訓練の経験を持つ1頭のチンパンジーを被験体として、すでに条件性弁別を獲得・維持している刺激を用いて、選択反応に随伴する各クラスに特異的な視覚刺激(条件性分化結果、条件性分化結果)を付加した。さらに、条件性弁別訓練の経験のない新奇刺激(漢字)の同一見本合わせにおいても同じ条件性分化結果を付加することによって、新奇刺激が共通の条件性分化結果を持つ刺激クラスの成員として機能するようになるかを検討した。すでに訓練で用いられていた刺激と漢字を用いたテストプローブの結果、特定の見本-比較刺激間関係について、共通の条件性分化結果が随伴していた比較刺激を有意に選択する傾向が示された。この結果は、Sidman(1986)のいう4項随伴性の結果(outcome)の項がクラス間で分化し、さらに、その分化した結果と共通の結果をもたらす新奇刺激が導入されたならば、それらは既存の刺激クラスに包含されるという可能性を示唆している。
収録刊行物
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- 行動分析学研究
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行動分析学研究 6 (1), 41-57, 1991
一般社団法人 日本行動分析学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679464207232
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- NII論文ID
- 110001231734
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- ISSN
- 24242500
- 09138013
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可