Evaluting the Intrinsic Ecological System of Rural Area for Environment Conservation

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  • 環境保全のための農村地域の類型化と生態系評価
  • カンキョウ ホゼン ノ タメ ノ ノウソン チイキ ノ ルイケイカ ト セイタイケイ ヒョウカ

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Abstract

本研究では、流域の生態系に配慮した適切な環境保全手法を講じることを目的とし、まず生物調査、水質調査、生態系調査を行った。調査結果によって対象地域における生態系の特徴が明らかになり、これを基に地域を畑地+樹林地地区、区画水田+河川地区、中山間地区、農住混在地区に類型区分した。さらに、各地区の課題を抽出し、農業農村整備事業を行う際の環境配慮事項を明確にして整備の指針を提案した。農業地域の生物相は地域ごとの環境及び営農状況と密接に関係した生態系を形成しており、本報による手法の導入は環境に配慮した事業を適切に実施することを可能とする。このような農業農村整備における環境保全手法は、他の整備事業等にも適用することができ、自然環境の保全および地方公共団体による農村環境計画策定に資すると考えられる。なお、生物及び生態系の調査結果を用いたWINSPANによる多変量解析が可能であると思われる。また、GIS(地理情報システム)を用いて広域的な評価につなげることも想定される。

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