書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical Usefulness of Half-dose Gadolinium-enhanced MR Angiography of Portal Venous System (MR portography)
- ゾウエイ dynamic MRI ニ ヘイヨウ シタ Gd-DTPA 0.05mmol kg シヨウ MR portography ノ ユウヨウセイ ノ ケントウ
- ―Combined Use with Conventional Dynamic MR Imaging―
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抄録
通常の造影剤量にて門脈系血管の評価を必要とした場合に, dynamic MRIに引き続いて, 造影MR portographyを行うことは, 造影剤量及び薬価から不適切とされていた. 今回, 通常の造影dynamic MRIの直後に許容できるGd 0.05mmol/kgを追加投与し造影MR portographyを行うことの妥当性を検討した. 結果, 肝外門脈枝では脾静脈において不良の判定が20.7%であった以外は良好な描出であった. 肝内門脈枝では右葉枝で前後区域枝まで描出されたものが96.7%, 左葉枝でもumbilical portionまで描出されたものが82.0%であり良好な描出が得られた. 区域枝では, 肝左葉は幾分描出が劣っていたが, 肝右葉に関しては良好な描出が得られた. 血管造影(digital subtraction angiography, 以下DSA)との比較においても, 全例が同等と判定された門脈本幹を筆頭に同等な描出を示すものが多く, この方法は妥当かつ有用であると考えられる.
収録刊行物
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- Journal of UOEH
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Journal of UOEH 21 (3), 217-226, 1999
学校法人 産業医科大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680061268736
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- NII論文ID
- 110001259991
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- NII書誌ID
- AN0009832X
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- ISSN
- 21872864
- 0387821X
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- NDL書誌ID
- 4848390
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可