手と環境（2）

• 鈴木 勝己

  産業医科大学整形外科学教室

• 伊地知 正光

  産業医科大学整形外科学教室

• 松木 孝行

  産業医科大学整形外科学教室

• 関 昭夫

  産業医科大学整形外科学教室

• 田中 宏道

  産業医科大学整形外科学教室

• 門司 幸一

  産業医科大学人工気象室

• 中島 清春

  産業医科大学人工気象室

書誌事項

タイトル別名

• The Hand and Environment (2)
• ― 2環境条件下で, 冷水浸漬負荷を行った2年令群の手の機能の生理学的変動―
• ― Physiological Changes of Digital Functions between Two Age Groups by Cold Water Immersions and Climatic Conditions―

抄録

手の種々の機能の数量表示が行われて来ている. 然し, これ等の正常値が色々な環境や個人の条件で, どう変動するかの報告は少ない. そこで一連の基礎的な生理学的な実験を行った. 手の種々の機能の中で3つの示標を選んだ. 即ち, 指皮温, 指振動覚, ピンチカ. 環境条件として, 10℃, 湿度50%と30℃, 湿度50%の2つを選び, 負荷テストとして一側手の冷水浸漬を夫々の環境下で, 21健康成人男子に実施し, 3示標の経時変動を測定した指皮温は, 高令群で梢高く, 浸漬手指皮温の40分間後の回復は, 30℃室内で, より円滑, 浸漬手のピンチカは, 減少し, これは, 10℃室内で著明. 指振動覚は同様に浸漬手指で鈍麻化した.

収録刊行物

• Journal of UOEH

  Journal of UOEH 3 (4), 347-362, 1981

  学校法人 産業医科大学

キーワード

• digital temperature
• pinch strength
• Vibratory sensibility
• cold water immersion
• physiological data

詳細情報

• CRID: 1390282680060504064
• NII論文ID: 110001260529
• DOI: 10.7888/juoeh.3.347
• ISSN: 21872864
• ISSN: 0387821X
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/juoeh/3/4/3_KJ00002505533/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1982099615
• 本文言語コード: en
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可