大量胆道出血を来たした壊死性胆嚢炎の1治験例

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タイトル別名
  • A CASE OF NECROTIC CHOLECYSTITIS COMPLICATED BY MASSIVE HEMOBILIA

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抄録

胆道出血のうち胆嚢を出血源とするものは非常にまれで,欧米では胆道出血355例中23.1%などの報告もみられるが,本邦では佐藤らは16例中2例(12.5%),加藤らは胆道内大出血55例中2例(3.6%)と述べている.われわれは壊死性胆嚢炎による大量胆道出血に対し,術前胆嚢動脈よりの出血と診断し救命しえた1症例を経験したので報告する.

収録刊行物

  • 日消外会誌

    日消外会誌 16 1824-1827, 1983

    一般社団法人日本消化器外科学会

被引用文献 (3)*注記

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