書誌事項
- タイトル別名
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- STUDIES ON SURGICAL TREATMENT OF ESOPHAGEAL CARCINOMA OCCURING AFTER GASTRECTOMY
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抄録
胃切除後に発生した食道癌の外科的治療の問題点について, 自験例13例を中心に検討を加えた. 既往の胃疾患別にみると, 胃癌6例, 胃潰瘍7例で, 癌腫の切除と食道再建が可能であつた症例は5例である. そのうち3例に有茎結腸を用いた食道再建術を実施したが, 胃切除後の病態にもとずく吸収障害を考慮し, とくにBy-pass手術を先行して栄養改善をはかり, 二期的に癌腫の切除を目的とした術式では結腸の利用は有効な手段と考えられる. また, 手術々式の選択に際しては前回の手術所見の詳細な検討とともに, 胃切除後の病態にもとずく術前状態の把握と適切な術前, 術後の栄養管理が重要である.
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 9 (1), 1-7, 1976
一般社団法人 日本消化器外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679895508992
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- NII論文ID
- 110001363776
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- NII書誌ID
- AN00192066
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- DOI
- 10.5833/jjgs.9.1
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- ISSN
- 13489372
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可