胃 十二指腸と結腸間の瘻孔を合併した Crohn 病の3治験例
書誌事項
- タイトル別名
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- Surgical Treatment of Gastric and Duodenal Fistulas in Crohn's Disease
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抄録
上部消化管と下部消化管に瘻孔を形成した Crohn 病を3例経験したのでその外科治療について検討した. 瘻孔の部位は十二指腸・横行結腸瘻2例, 胃・結腸瘻1例であり, 術前療法は全例に中心静脈栄養が施行され, うち2例に薬物療法が行われた. 術前治療により体重, 血清総蛋白に改善が認められた. International organization for the study of inflammatory bowell disease assessment (以下 IOIBD) は3にとどまり瘻孔の完全閉鎖は認められず, 全例狭窄を合併していたため外科的治療を行った. 術後は全例経口摂取可能となり現在瘻孔の再発も認められず完全に社会復帰している. 保存的治療で瘻孔や狭窄症状などの改善が認められない場合は, 積極的に外科的治療を考慮すべきであると考えられた.
収録刊行物
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- 日消外会誌
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日消外会誌 26 2673-2677, 1993
一般社団法人日本消化器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571980076813791360
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- NII論文ID
- 110001375117
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- NII書誌ID
- AN00192066
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- ISSN
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles