W. S. Learnedの公共図書館論 : コミュニティ・インテリジェンス・センター構想を中心に

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  • W. S. Learned's Thought on Public Library : A Study of "Community Intelligence Center"
  • W.S.Learned ノ コウキョウ トショカンロン コミュニティ インテリ

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抄録

アメリカ公共図書館が教育サービスを開始した1920年代の図書館成人教育の状況をカーネギー教育振興財団研究員ラーネッド (William S. Learned) が1924年にThe American Public Library and the Diffusion of Knowledgeにまとめた。公共図書館に高度な情報提供機能を求めたラーネッドはレポートの中で公共図書館の理想モデルを提示し「コミュニティ・インテリジェンス・センター」(community intelligence center) という名称を与えた。既存の図書館の状況を検討しながらコミュニティ・インテリジェンス・センター構築の可能性を追究したラーネッドの報告書は, 図書館界に成人教育の重要性を自覚させると共にコミュニティにおける公共図書館の役割をめぐる議論を生起させた。彼の公共図書館サービス論は今日の成人サービスの理論的基盤を提供した。

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