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- 樋口 精一郎
- 東京大学工学部工業化学科
書誌事項
- タイトル別名
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- The Basis and the Applications of the Molecular Spectroscopies
- ブンシ ブンコウ ブンセキ ノ キソ ト オウヨウ
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抄録
分子分光学は, いわば分子からの我々に対する便りである。したがって, それを読み取るのに個人個人それぞれ差異があるのは当然である。最近の物質に対して要求される化学情報は, 機能性材料の発達等に伴い, 従来とは質的にも, 量的にも異なるものが要求されるようになってきている。本総説では, 種々の分子分光法について, そこから得られる化学情報を中心としてまとめた。最近におけるこの分野の発展には目覚ましいものがあり, とてもその全部をカバーすることはできなかったが, 主に, 有機化合物の構造解析, 状態分析への応用という点からまとめてみた。読者は本総説により, 従来の方法論, 新しい方法論から, なるべく多くの分子からの便りを得んことを願うものである。
収録刊行物
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- 化学教育
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化学教育 34 (4), 279-283, 1986
公益社団法人 日本化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206098290688
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- NII論文ID
- 110001825186
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- NII書誌ID
- AN00036956
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- ISSN
- 03862151
- 24326542
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- NDL書誌ID
- 3106259
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可