カラスノエンドウ種子の遊離糖類と青酸配糖体ビシアニンについて Ⅱ. ビシアニンおよびビシアノースの単離とその性質,ならびに粗製ビシアナーゼ

機関リポジトリ Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • On the free sugars and cyanogenic glycoside in the seed of Vicia angustifolia var. segetalis. II. Isolation and properties of vicianin and vicianose with some observatinos on crude vicianase
  • カラスノエンドウ種子の遊離糖類と青酸配糖体ビシアニンについて-2-ビシアニンおよびビシアノースの単離とその性質,ならびに粗製ビシアナーゼ
  • カラスノエンドウ シュシ ノ ユウリ トウルイ ト セイサン ハイトウタイ ビ

この論文をさがす

抄録

カラスノエンドウ種子からビシアニンを単離結晶化し, 融点, 比旋光度とともに, ビワ種子から単離したアミグダリンと対比してTLC, GLC, IR, UVをどから同定した. カラスノエンドウ種子抽出粗酵素液のビシアナーゼを用いて, ビシアニンからビシアノースを単離し上記同様これを同定した. この種子抽出粗酵素液にはビシアノシダーゼも含まれるが反応の初期2時間までは主としてビシアナーゼ作用のみが認められた. ここで得たビシアニンを基質としたこの粗酵素液のビシアナーゼ活性はpH4.0, 温度45-50℃で最高であった.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ