書誌事項
- タイトル別名
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- Tidal Interaction of the Galaxy and the Magellanic Clouds
- ギンガケイ ト マジェラン ウン ノ チョウセキ ソウゴ サヨウ
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抄録
銀河系の回りを大・小マジェラン雲という双子の小銀河が公転している. 公転しながら二つのマジェラン雲は中性水素ガスの長い尾(マジェラニック・ストリーム)を引きずっている. 銀河系の強い重力摂動に耐えて, この双子銀河がはなればなれにならず生きのてきたのはなぜだろうか. 観測される両雲の運動データをもとに, 銀河系と大・小マジェラン雲の三体問題とダイナミックスを考慮し, さらにマジェラニック・ストリームを再現するような数値シミュレーションを通して, 過去100億年にわたるマジェラン雲の軌道を推定する. このダイナミックスは, 銀河系をとりまく巨大質量ハロー(光学的に見える銀河のまわりを球状にとりまく暗黒の物質で, 普通に考えられている銀河の質量より一桁大きい)の存否, 宇宙のミッシング・マス(missing mass; 観測にどうしてもかからないが, 確かにある筈の謎の質量)の問題に鍵を与えてくれるかも知れない.
収録刊行物
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- 日本物理学会誌
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日本物理学会誌 35 (11), 886-895, 1980
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205404408064
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- NII論文ID
- 110002074448
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- NII書誌ID
- AN00196952
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- ISSN
- 24238872
- 00290181
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- NDL書誌ID
- 2198813
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可