書誌事項
- タイトル別名
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- Giant Omental Cyst Presenting as Bloody Pseudoascites : A Case Report
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抄録
症例は, 3歳男児.生後7ヵ月頃から, 無痛性の腹部膨満があり, 増大傾向であった.各種臨床検査, 超音波検査, CT等から, 腹水の大量貯留が示唆されたが, 貯留原因となるような基礎疾患は発見されなかった.1回目の穿刺にて, 血性漿液性液体が検出され, 2回目以降の穿刺では, 液体は暗緑褐色に変色していた.腹部膨満は, 穿刺直後のみ軽減するものの, すぐに元通りの大きさに戻っていた.原因不明の腹水という診断で, 開腹したところ, 巨大大網嚢腫が発見された.内容液は1300mlあり, 組織学的には, 慢性炎症性細胞浸潤を伴ったmesothelial cystであった.大網嚢腫切除により, 本児の症状は完全に消失した.腹水様に, 腹腔内全域に液体が貯留しているにもかかわらず, 心臓, 肝臓, 腎臓に原因がなければ, 大網又は腸間膜嚢腫などの腹腔内嚢腫を考慮する必要がある.
収録刊行物
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- Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
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Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 36 (2), 342-346, 2000
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679795146112
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- NII論文ID
- 110002128657
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- NII書誌ID
- AN00192281
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- ISSN
- 21874247
- 0288609X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可