ビワヨゴレイトミミズ(新称)Embolocephalus yamaguchii(BRINKHURST, 1971),comb.nov.の再記載

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タイトル別名
  • Redescription of Embolocephalus yamaguchii (BRINKHURST, 1971), comb. nov. (Oligochaeta, Tubificidae)
  • ビワヨゴレイトミミズ(新称)Embolocephalus yamaguchii(Brinkhurst,1971),comb.nov.の再記載〔英文〕
  • ビワヨゴレイトミミズ シンショウ Embolocephalus yamaguc

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抄録

記載が不完全で標本も残っていないことから,所属や独立種としての妥当性が不明であったビワヨゴレイトミミズPeloscolex yamaguchii BRINKHURST,1971(=P.sp.YAMAGUCHI,1953)について,原産地の琶琵湖から新たに得られた標本に基づいて検討を行った結果,Embolocephalus属に属する独立種であることが判明したため,E.yamaguchii(BRINKHURST,1971),comb.nov.として再記載を行った.本種は環帯よりも前方の各体節に白く幅広い膨らんだ帯を持つことや,受精のう剛毛が受精のうから独立し,かつ左右非対称に配置する点で同属の他の種と大きく異なっている.本種は琵琶湖の北・南湖の沿岸帯および亜沿岸帯に広く分布するが,深底帯や流出入河川からは得られていない.

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