就学前発達障害児通園施設の療育者はおもちゃについてどのように考えているか : 調査報告

DOI
  • 三浦 香織
    東京都立保健科学大学・保健科学部作業療法学科
  • 笹田 哲
    東京都立保健科学大学・保健科学部作業療法学科
  • 伊藤 祐子
    東京都立保健科学大学・保健科学部作業療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • A Report on Questionnaire : What kind of Idea do the Staff Have about Toys for Disabled Children in the Day Care Center?

抄録

就学前発達障害児の通園施設療育者を対象に、療育で使用するおもちゃについて、どのように考え使用しているか、自由記述によるアンケート調査を実施した。おもちゃは子どもの発達にあったものが選択され、発達を促す目的で使用され、シンプルさ、材質の良さ・豊富さが求められており、療育におけるおもちゃの役割が示されていた。おもちゃは一つでいろいろな目的・用途に利用されており、よく使われるおもちゃはボール、積み木などシンプルで応答性の高いものであった。またおもちゃは高価すぎると考えられており、おもちゃが質量ともに十分ではないことが示唆された。これらのおもちゃに対する意見は療育者の職種の特徴を反映し、経験年数によっても傾向は異なった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204470091776
  • NII論文ID
    110002345987
  • DOI
    10.24531/jjhs.1.1_115
  • ISSN
    2433149X
    13443844
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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