川崎病患者における血清 Immune Complex についての検討

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  • A STUDY OF IMMUNE COMPLEXES IN KAWASAKI DISEASE

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抄録

研究目的:川崎病の発症における血清immune complexの関与について検討を試みた.方法:対象には日赤医療センター小児科を受診した典型的な川崎病患者30例と, 対照群として正常小児19例, 正常成人20例およびSLE患者10例を選んだ.2重盲検法にて, C1q-solid phase assay, monoclonal rheumatoid factor-solid phase assayおよびhuman red blood cell assayの3方法を用い, immune complexを測定した.成績:正常小児19例を対照として, 川崎病患者30例の急性期および回復期の血清immune complex値は, 3方法においていずれも有意の差を認めなかった.

収録刊行物

  • アレルギー

    アレルギー 33 (1), 59-65, 1984

    一般社団法人 日本アレルギー学会

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