T細胞不全を伴うAtaxia-Telangiectasia患者リンパ球の細胞障害活性について
書誌事項
- タイトル別名
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- CELL MEDIATED CYTOTOXIC ACTIVITIES IN ATAXIA-TELANGIECTASIA WITH T CELL DEFICIENCY
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抄録
原発性免疫不全症の中でも発癌頻度の高いataxia-telangiectasia(AT)患児6例について, 発癌防御に重要な役割を果たすと考えられる3種の細胞障害活性を検討した.CML活性は, X線照射PBLと混合培養した後, 刺激PBLのPHA-blastをtarget cellとして, ADCC活性はtarget cellにEL-4株細胞, 抗体に抗H-2^b血清を用いて, またNK活性はtarget cellをK562株細胞として, それぞれ^<51>Cr release assayにより測定した.その結果, OKT3^+細胞の減少, PHAに対する低反応などT細胞不全を示すAT症で, CML活性は著明に障害されていたが, LGLやLeu7陽性細胞の割合, 及びNK, ADCC活性は同年齢対照と有意差がなく, 種々の癌細胞由来培養細胞株に対する, NK及び活性化NK細胞の特異性も, 調べた範囲では対照と差がみられなかった.AT症においても, MLCにより活性化すると, NK細胞抵抗性のRaji及びHUT-78株細胞に対して細胞障害活性を発現しうることから, 発癌防御への臨床応用が期待された.
収録刊行物
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- アレルギー
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アレルギー 33 (10), 909-916, 1984
一般社団法人 日本アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204974674176
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- NII論文ID
- 110002414126
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- ISSN
- 13477935
- 00214884
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可