ロキシスロマイシンのマウスにおける呼吸器系細菌感染に対する効果

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タイトル別名
  • EFFECT OF ROXITHROMYCIN ON RESPIRATORY BACTERIAL INFECTION IN MICE

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抄録

マクロライド系抗生剤であるロキシスロマイシン (RXM) のマウスにおける呼吸器系細菌性感染症に対する効果を検討した. BALB/cマウスに5.0mg/kgまたは2.5mg/kgのRXMを連日14日間, 1日一度, 経口的に投与した. 最終的な投薬の2日後に各々のマウスにおいて経鼻的に Heamophils influenzaeを感染させた. RXMは H. influenzaeの感染による肺組織の病理学的な変化を用量依存性に抑制した. また, RXMは感染に対する反応として 2',5'-oligoadenilate synthetase産生を増強させた.

収録刊行物

  • アレルギー

    アレルギー 44 (1), 45-49, 1995

    一般社団法人 日本アレルギー学会

参考文献 (13)*注記

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