金屬面と沸騰水との間の傳達熱の極大値竝に極小値決定の實験 The Maximum and Minimum Values of the Heat Q Transmitted from Metal to Boiling Water under Atmospheric Pressure

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著者

抄録

金屬固體面より沸騰水に傳る熱量Qはそれ等の間の温度差ΔTが増加するに従つて漸次増加するが、或點に達するとΔTをこれ以上増せばQはかへつて減少する様になる。此點が表題に示すに云ふ傳達熱や極大値であつて本文に於ては實驗的に此の如き點の存在を證明し、1気圧のもとでは此點に相當するΔTは水温100℃に於て20℃乃至40℃に過ぎず、また此場合のQは30乃至50cal/cm^2 sec即ち1,080,000乃至1,800,000kcal/m^2 hrに達し之を100℃に於ける等値蒸發率で表はせば2,000乃至3,000kg/m^2 hrであつて從來考へられて居つたQの最大値より桁違ひに大なる事を示した。又極大値に對應して必ず存在するQの極小値(最小値に非ず)も求め且つ此等ΔTとQとの高温部に於ける關係曲線が金屬の燒入れ効果に關係ある事を述べた。

収録刊行物

  • 機械學會誌

    機械學會誌 37(206), 367-374, 1934

    一般社団法人 日本機械学会

被引用文献:  4件中 1-4件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110002446673
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    雑誌論文
  • データ提供元
    CJP引用  NII-ELS  J-STAGE 
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