ビワの倍数性による形態および結実特性の差異と二倍体と四倍体の交雑による三倍体の獲得
書誌事項
- タイトル別名
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- Differences of Morphological and Fruit Bearing Characteristics among the Different Ploidy Plants and Triploid Production by Crossings between Diploid and Triploid Plants in Loquat
- ビワ ノ バイスウセイ ニ ヨル ケイタイ オヨビ ケツジツ トクセイ ノ サイ ト 2バイタイ ト 4バイタイ ノ コウザツ ニ ヨル 3バイタイ ノ カクトク
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抄録
三倍体ビワの育種を進めるに当たり, ‘田中’ (二倍体), ‘田中’と四倍体‘田中’の交雑実生の三倍体および四倍体‘田中’の染色体数を確認し, その形態と結実性の差異を調査した. また, 四倍体ビワと二倍体ビワを正逆交雑した場合の結実性と三倍体ビワの出現率を調査した.<br>1. ‘田中’ (二倍体), ‘田中’の三倍体および四倍体‘田中’の各倍数体間には, 葉の大きさと厚さ, 気孔の大きさ, 花器の大きさ, 花弁の大きさおよび花粉粒直径に関して有意な差がみられ, 倍数性が高くなるに従ってそれらの量的な形質が増加した.<br>2. ‘田中’ (二倍体) ならびに‘田中’から作出された三倍体および四倍体系統の花房着生率はいずれもほぼ70%であり, 倍数体間に大きな差異はみられなかった. 花粉発芽率は, ‘田中’とその四倍体系統では95%と高かったものの, 三倍体系統では8%と著しく低く, その結実率も0.1%と極めて低かった.<br>3. 四倍体ビワと二倍体ビワを正逆交雑した場合, 結実率は44~74%であった. また, 獲得された実生の三倍体率は正逆交雑間に大差はみられず, 92~100%と高かった.
収録刊行物
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- 園芸学研究
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園芸学研究 4 (4), 379-384, 2005
一般社団法人 園芸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680188217984
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- NII論文ID
- 110002555484
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- NII書誌ID
- AA11608561
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- ISSN
- 18803571
- 13472658
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- NDL書誌ID
- 7770709
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可