人工衛星の観察を取り入れた星座学習へ向けて : 人工衛星の航跡予報局の開設と明るさの観測

• 川上 紳一

  岐阜大学教育学部

• 三谷 弘敏

  川重岐阜エンジニアリング

• 長谷川 司

  スカイ・エス・エイッチ

• 上田 康信

  岐阜大学教育学部

書誌事項

タイトル別名

• Incorporation of artificial satellites in leaning the stellar objects : Opening of the website on satellite predictions and their brightness observation

抄録

小学理科「月と星」,中学理科2分野「地球と宇宙」の単元における,人工衛星の観測を取り入れた新しい指導法を提案する.人工衛星の観測を行うには,人工衛星の到来時間,飛行経路などの情報が必要であり,そうした情報を提供したホームページ「人工衛星観測ナビゲータ」を開発し,公開した.このウェブサイトでは,肉眼で見える人工衛星の種類やその業務内容,明るさに関する観測データを紹介している.児童・生徒に配布するためのワークシート画面があり,プリントしたものをトレーシングペーパーでなぞることで,目印となる星座や天体の配置に慣れることができる.実際に夜空を見上げて人工衛星を見つけることで,児童・生徒ひとり一人が星座学習の授業の達成感が高まる点に特色がある.

収録刊行物

• 日本科学教育学会研究会研究報告

  日本科学教育学会研究会研究報告 17 (6), 1-6, 2003

  一般社団法人 日本科学教育学会

キーワード

• 理科教育
• 人工衛星
• 星座学習
• 体験学習
• 天文

詳細情報

• CRID: 1390001206109760896
• NII論文ID: 110002664688
• NII書誌ID: AA11161696
• DOI: 10.14935/jsser.17.6_1
• ISSN: 18824684
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可