アルペジオ打鍵列を利用した個人認証手法の提案

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タイトル別名
  • An Identity Authentication Method Based on Arpeggio Keystrokes
  • セキュリティ

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抄録

R.JoyceとG.Guptaは個人認証を行う場合に、個人ごとの特徴をあるキーが打たれてから次のキーを打つまでの時間(以下、これを打鍵間時間と呼ぷ)に求め、その個人差を判定の基準とした個人認証手法を提案した。また筆者らはこの手法を改良し、新JG手法と呼ぷ別方式を提案した。さらに解析を進めて打鍵間時間の分布を調べるうちに、筆者らは連続多打鍵間の打鍵間時間の変動が、それを構成する個々の打鍵間時間の変動よりも小さくなる場合があることを見いだした。以下、この現象をアルペジオ打鍵と名付ける。このアルペジオ打鍵を利用することによって、JoyceとGuptaの提案した方法よりも効率的な個人認証手法を考案することができた。本論文では考案した手法について、JG手法、新JG手法との比較のもとに説明し、実験を通じて新手法の優位性を検証する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282812864568704
  • NII論文ID
    110002722489
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00014499/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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