積分方程式法による数値等角写像のためのSymmとHough & Papamichaelの定式化の比較

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タイトル別名
  • A Comparison between the Formulations of Symm and Hough & Papamichael for the Numerical Conformal Mapping by the Integral Equation Method
  • 数値計算

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抄録

与えられたJordan曲線の内部、外部、または、2つのJordan曲線で囲まれた有界な2重連結領域からそれぞれ単位円の内部、外部、または、円環領域への数値等角写像の方法として、問題を第1種Fredholm型の積分方程式に帰着させる方法が著名である、この方法はSymm(1966、1967.1969)によって提案され、Gaier(1976.1981),Ho・h&PapamichaeI(1983)によって再定式化されている。この諭文では、SymmとHough& Papamichaelの定式化を比較して次のことを示す。すなわち、問題の領域に角点が存在するか否かにかかわらず、Hough& Papamichaelの定式化は、(a)計算手順の統一性だけでなく、(b)座標系からの独立性と(c)数値写像の精度においても、Symmの定式化より優れている。数値等角写像の方法として著名な第1種Fredholm型積分方程式法の2つの定式化の間にこのような違いが存在することは重要である。この諭文では、また、数値等角写像に翁げる積分方程式法と代用電荷法を数値実験的に比較する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001337887799808
  • NII論文ID
    110002722663
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00014302/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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