手続き間情報の解析と整理のツールAUDIEについて

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タイトル別名
  • A Tool for Analyzing and Documenting Interprocedural Information Including Execution Counts

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抄録

プログラムは読んで理解しやすいことが重要である.しかしソースプログラム自身がわかりやすく書かれていても 手続き間関係あるいは処理対象となるデータの役割を大域的な視野で把握することは容易でない.プログラムが大きくなるとこれらの関係がますます複雑になるため 何らかの支援ツールが必要となる.既存の静的解析ツールは出力結果が大量になりがちで必ずしも利用しやすいとはいえない場合が多いので 必要な情報が探しやすいよう整理されていることが求められる.また動的解析結果を静的解析結果に加えて出力することによりさらに有効な情報を得ることが期待できる.以上の考察に基づき手続き間情報の解析と整理のツールAUDIEを作成した.AUDIEはFORTRANプログラムを静的に解析してその情報を蓄積し さらに手元にある実行回数計数ツールFORDAPによる動的解析情報を組み合わせ 整理して提示する.このシステムは1980年12月から九大大型計算機センターで一般の使用に供している.本論文ではまずAUDIEの機能を概説し その実現とAUDIEの作成するプログラムデータベースについて述べ AUDIEの使用例を通じてその効用を説明する.なおAUDIEは他環境への移し換えを考慮してPortabIe FORTRANで記述している.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050564287843830144
  • NII論文ID
    110002723656
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00016193/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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