チェックポインティング濃度を使用した最適チェックポインティング方策

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タイトル別名
  • Optimal Checkpointing Policies Using the Checkpointing Density
  • OS

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抄録

コンピュータシステム とりわけデータベースシステムにおけるフアイル系の構成および回復技術は システム運用の上で極めて重要な役割を持つ.ここでは 最も一般的なファイルの回復技術?ロールバック・リカバリ?に関するチェックポインティング方策について考察する.これは主記憶装置のファイルに障害が発生したとき トランザクションの処理をシステムの稼働開始時点からやり直すのでなく チェックポイントと呼ばれるある前もって定められた時点において情報を安定な二次記憶装置に記憶しておき その時点から記憶された情報を使用して再び処理を行うという回復技術である.そのときチェックポイントをどのように決定するかが問題となる.頻繁にチェックポインティングを行うと記憶のための費用が多くかかるし 少なく行うと障害が発生したとき回復のための費用が多くかかる.ゆえに それらのトレードオフを考えたチェックポイント時刻列を求める必要がある.本稿では 定常状態における単位時間当りの近似期待費用を最小にするチェックポイント時刻列について議論する.その結果 チェックポインティング濃度の汎関数として近似期待費用を導出し それを最小にする最適チェックポイント時刻列を求める手順が示される.また数値例として 障害発生時間の累積分布関数にワイブル分布を仮定した場合の結果を計算し その解析結果の有用性を示す.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001337889088000
  • NII論文ID
    110002724619
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00015030/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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