プログラム開発におけるチーム性能のモデルに基づく実験的評価 -プログラマ性能モデルの拡張-
書誌事項
- タイトル別名
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- An Experimental Evaluation of Team Performance in Program Development Based on Model -Extension of Programmer Performance Model-
- ソフトウェア開発記述・開発環境
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抄録
ソフトウェアの大規模化に伴い ソフトウェア開発の作業はプログラマ1人ではなく 複数のプログラマから構成されるチームによって行われるしたがって ソフトウェア開発における生産性について考えるとき 個々のプログラマの性能だけでなく チームの性能を定量的に評価することが重要であるこれまでに プログラマの性能を測る尺度として エラー寿命に注目したプログラマ性能SIが既に提案されている本論文では プログラマ性能SIを拡張してノチームの性能を定義し その実験的評価を試みるここでは 次の3種類のチーム性能モデルを定義する(1)チーム性能ST1チームを構成する各プログラマの性能SIの和をチーム性能とする(2)チーム性能ST2…チームを構成する各プログラマの性能SIの平均値をチーム性能とする(3)チーム性能ST3チーム全体を1人の仮想的なプログラマとみなしたときの 仮想プログラマの性能SIをチーム性能とするあるコンピュータメーカの新人研修における実際のプログラム開発過程に チーム性能モデルを適用した結果 チーム性能ST3が最も適していることが分かった次に チームを構成する各プログラマに対し 性能SIに応じた作業量を割り当てることによってチーム性能ST3を最大にできることを示す
収録刊行物
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- 情報処理学会論文誌
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情報処理学会論文誌 31 (12), 1812-1821, 1990-12-15
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812865770624
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- NII論文ID
- 110002764633
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- NII書誌ID
- AN00116647
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- ISSN
- 18827764
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00014933/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles