ソフトウェアプロテクションの技術動向(前編)  -ソフトウェア単体での耐タンパー化技術-

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タイトル別名
  • ソフトウェアプロテクション ノ ギジュツ ドウコウ ゼンペン ソフトウェア タンタイ デ ノ タイタンパーカ ギジュツ
  • Recent Software Protection Techniques - Software-only Tamper Prevention -

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抄録

ソフトウェアプロテクションとは,ソフトウェアの改ざん,解析,コピー,再利用(盗用)などの攻撃からソフトウェアシステムを守る技術の総称であり,難読化(obfuscation),暗号化(encryption),多様化(software diversity),電子透かし(watermarking),バースマーク(birthmark)などの要素技術がある.難読化と暗号化をまとめて耐タンパー化(tamper proofing tamper resistance)と呼ぶこともあり,特にタンパー(改ざん)の検出技術をintegrity verification,もしくは,tamper detectionと呼ぶ.本稿(前編)では,ソフトウェア単体でのプロテクションの技術動向について解説する.特に,難読化を中心に紹介し,それらの技術的課題やその対策,今後の展望を述べる.後編では,より強力なプロテクション技術として,ハードウェアを用いる方式について述べる.

収録刊行物

  • 情報処理

    情報処理 46 (4), 431-437, 2005-04-15

    東京 : 情報処理学会 ; 1960-

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (20)*注記

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