Windows NT クラスタ上での Myrinet による通信の実現

• 松田 元彦

  新情報処理開発機構

• 田中 良夫

  新情報処理開発機構

• 久保田 和人

  新情報処理開発機構

• 手塚 宏史

  新情報処理開発機構

• 石川 裕

  新情報処理開発機構

• 佐藤 三久

  新情報処理開発機構

書誌事項

タイトル別名

• Communication Library for Myrinet on Windows NT Clusters

抄録

RWC PCクラスタ環境は, 現在PC上のUnix系OS上で実現されている.クラスタ環境の主な構成要素は, Myrinet通信レイヤPM, マルチ・ユーザ/マルチ・ジョブ環境SCore-D, MPIの実装MPICH-PMである.このうちPMとMPIをWindows NTに移植し簡単な性能測定を行った.移植に際して未解決の課題はUnixのシグナルの代替機能である.性能面では, ユーザ・レベル通信を使用することからOSに依存しないハードウェアの通信性能が得られることを確認した.またOSに依存するページの物理メモリへのロック性能もUnix系OSに大差ない結果が得られた.

収録刊行物

• 情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告

  情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告 130 145-150, 1998-08-05

  一般社団法人情報処理学会

詳細情報

• CRID: 1572543026946528512
• NII論文ID: 110002775548
• NII書誌ID: AN10096105
• ISSN: 09196072
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles