PCPS(経皮的心肺補助装置)を用いた気管ステント留置3例の経験

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タイトル別名
  • Implantation of Tracheobronchial Stent Under a Percutaneous Cardiopulmonary Support System

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抄録

背景.気管・気管支狭窄に対するステント留置術は標準的な治療となってきている.狭窄が高度で距離が長い場合には経気道的操作自体による気道閉塞をきたす可能性がある.目的.気管及び気管分岐部に対するステント留置時に経皮的心肺補助装置(PCPS)を併用し低酸素血症を回避する.方法.局所麻酔下にPCPSを導入し,全身麻酔とし経口的に気管・気管支ステントを留置する.結果.3症例に施行し,十分な酸素化の下,安全かつ確実にステント留置術が行えた.

収録刊行物

  • 気管支学

    気管支学 25 (4), 284-289, 2003

    特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会

被引用文献 (7)*注記

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参考文献 (13)*注記

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