経気管支鏡的に摘除しえた気管支神経鞘腫の 1 例

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タイトル別名
  • A Case of Endobronchial Neurilemmoma Treated by Transbronchofiberscopic Resection

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抄録

症例は63歳, 男性。主訴は血痰。平成7年11月頃より血痰が出現し, 原因精査のため気管支鏡検査を行い, 右下幹B^6入口部中枢側に半球状隆起性病変を認めた。軟性気管支鏡下に生検鉗子にて腫瘤全体が摘除され, 神経鞘腫と診断された。約3年の気管支鏡再検においても再発は認めていない。気管支原発の本疾患の報告例は少なく, 経気管支鏡的に摘除可能となった例は稀と思われたため, 若干の文献的考察を加えて報告する。

収録刊行物

  • 気管支学

    気管支学 21 (4), 300-303, 1999

    特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (20)*注記

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