「北海道森林整備担い手対策事業」の特徴とその意義
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristics and Significances of the "Countermeasure Project for Forestry Labors of Hokkaido".
- ホッカイドウ シンリン セイビ ニナイテ タイサク ジギョウ ノ トクチョウ ト ソノ イギ
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抄録
近年, 若い世代の林業労働者数が若干ながらも増加しているので, 林業労働問題の深刻さは緩和されたという理解があるが, 筆者らの見解は全く異なる。その労働条件は依然として低く, 林業労働問題の現状と将来は大いに危惧される。そうした状況を踏まえて, 北海道は1993年より「北海道森林整備担い手対策事業」を開始した。この政策は, 自治省•林野庁•国土庁が共同して同年より開始した「森林•山村対策」の一環であり, 基金の設置に基づいて実施されている。本報告は, 同「事業」の特徴と問題点を明らかにするとともに, 北海道内の林業事業体にアンケート調査を行って, 林業事業体が同「事業」をどのように評価しているか検討した。またその調査結果を踏まえて, 今日の林業労働問題の核心を考察した。現在, 林業事業体の最大関心事は仕事量が極端に減少していることであるが, 林業労働の現状と将来にも大きな不安をいだいている。それだけに林業事業体は同「事業」に対して一定の積極的評価を下している。同「事業」の今後の展開が注目されるところである。
収録刊行物
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- 日本林學會誌
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日本林學會誌 84 (3), 166-174, 2002
日本森林学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681335463296
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- NII論文ID
- 110002830715
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- NII書誌ID
- AN00198561
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- ISSN
- 21858195
- 0021485X
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- NDL書誌ID
- 6288989
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可