対話的な3次元動態可視化手法の開発

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  • Developing Interactive Visualization Techniques for Time Series 3D data.

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抄録

コンピュータ技術と計測器技術の発達により、超音波装置等で、時系列的に連続した3次元ボリュームデータの計測が可能になりつつある。また、MRIやX線CT等においても動態の周期運動に同期を取ることで1周期の間を数分割した幾つかの時相の3次元ボリュームデータを計測可能である。以上のような周期的な3次元動態データを可視化を行う場合、単純に時間軸に沿って連続的に3次元画像を作成する方法では、各時相の処理に時間がかかり、動態を表現するフレームレート内に計算することが難しく、現在は、全ての時相の3次元画像を作成の後、シネ表示を行っている。しかし、この方法では、しきい値や視線方向等の可視化条件を変更する度にシネを作りなおす必要があり、対話性に乏しかった。この問題を解決するための計算順序制御手法を導入した高速ボリュームレンダリング手法を提案すると共に、その有効性を確認したので報告する。

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