赤ワインに含まれるポリフェノール・レスベラトロールに関する最近の話題  [in Japanese]

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Abstract

レスベラトロールは赤ワインに含まれる抗酸化作用を持つフィトアレキシン(抗菌性物質)である. レスベラトロールは中等度のワイン消費が心血管病, 脳卒中, 痴呆の危険度と負の相関を示す, いわゆる「フレンチパラドックス」に関与する物質と考えられてきた. 我々は最近, レスベラトロールが核内受容体PPAR(peroxisome proliferators activated receptor)αとPPARγを選択的に活性化すること, さらにPPARα活性化が脳保護効果をもたらすことを見いだした. これらの知見は「フレンチパラドックス」を説明する新しい作用機構を提供すると考えている. 一方で, レスベラトロールは寿命延長効果を持つカロリー制限模倣物質であること, オレイルエタノールアミドがPPARαの新しい内因性リガンドであり, その活性化によって食欲をコントロールすることが報告されている. そこでこれらの知見を含めて, 今後の展望とともに紹介したい.

Journal

  • VITAMINS

    VITAMINS 78(12), 621-623, 2004

    THE VITAMIN SOCIETY OF JAPAN

References:  13

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110002880447
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00207833
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    SHO
  • ISSN
    0006-386X
  • NDL Article ID
    7201908
  • NDL Source Classification
    ZS8(科学技術--医学--解剖学・生理学・生化学)
  • NDL Call No.
    Z19-36
  • Data Source
    CJP  NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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