書誌事項
- タイトル別名
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- Determination of components in alumina-chrome refractories by X-ray fluorescence spectrometry using glass beads.
- ガラスビード/蛍光X線分析法によるアルミナークロム質耐火物中の各種成分の定量
- ガラスビード ケイコウ Xセン ブンセキホウ ニ ヨル アルミナ クロムシツ タイカブツ チュウ ノ カクシュ セイブン ノ テイリョウ
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抄録
酸化アルミニウム-酸化クロム(III)質耐火物(AC質耐火物)へのガラスビード(GB)/蛍光X線分析(XRF)法の適用を図った。AC質耐火物中には多量のCr2O3が含有されているため,試料の融解はLi2B4O7単独ではできず,酸化剤としてLiNO3を添加することによって可能となった。GB作製条件は,試料0.2000g-Li2B4O7 4.0000g-LiNO3 2.000g,1250°C-10分間とした。Cr含有試料の融解は,Cr(III)がCr(VI)に酸化され,CrO42-イオンとなることによって進行することが知られており,このことをCrK吸収端のX線吸収端近傍微細構造(XANES)スペクトルによって確認した。XANESによるCr(VI)の半定量分析結果によると,Li2B4O7単独で融解したGB中では全Crのうちの7%に過ぎなかったCr(VI)の量が,Li2B4O7にLiNO3を加えることにより39%にまで高められていた。また,定量成分のNa2Oを含有するため実用できないが,融解が非常に容易だったNa2B4O7にNaNO3を加えたGBでは95%がCr(VI)になっていた。検量線用GBはJRRMなどの市販標準物質と高純度試薬Cr2O3を1μgまで読み取れる精密ミクロてんびん上で量り合わせたものをGBにすることによって作製できた。検量線の標準偏差はAl2O3で0.21mass%,Cr2O3で0.07mass%であり,微量成分についても満足できるものであった。
収録刊行物
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- 分析化学
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分析化学 49 (10), 735-744, 2000
公益社団法人 日本分析化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679029375616
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- NII論文ID
- 110002905778
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- NII書誌ID
- AN00222633
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD3cXns1Kqu7w%3D
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- NDL書誌ID
- 5526475
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- ISSN
- 05251931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可