書誌事項
- タイトル別名
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- Colorimetric and Visual Methods for Urinary Protein Determination with Tetrabromophenol Blue
- テトラブロモフェノールブルー オ モチイル ニョウ タンパクシツ ノ キュウコウ コウド テイリョウ オヨビ モクシ テイリョウ
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抄録
ウシ血清アルブミン(BSA)水溶液にテトラブロモフェノールブルー(HTBPB-)を添加すると,pH 3.2において青色のイオン会合体を形成するが,Triton X-100(TX-100)を併用すると試薬空試験値が著しく低下し,かつpHのずれによる影響が少なくなる.そこで,TX-100共存下でHTBPB-を用い,尿タンパク質の吸光光度定量法の最適条件を検討した.極大吸収波長は625 nmに存在し,BSAが0~20 ppmの濃度範囲で良好な直線関係を得た.検出限界は,試薬空試験値の3 σとした場合0.16 ppmで,BSA濃度5 ppm及び10 ppmをそれぞれ4回繰り返し測定した際の相対標準偏差は0.91% 及び0.11% であった.また,TX-100非共存下におけるTBPB結合BSAをメンブランフィルター(MF)に捕集後,その色調変化に基づく目視定量法の検討を行った.MFを用いる目視法において,BSAが0~9 ppmの濃度範囲で1 ppmごとの標準色列を作成することができた.HTBPB-を用いる吸光光度定量法及びMF目視法を腎機能障害患者の尿タンパク質の定量に応用した.その結果,両法とも市販試験紙法による結果とよい一致を示した.<br>
収録刊行物
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- 分析化学
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分析化学 54 (9), 783-788, 2005
公益社団法人 日本分析化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204355563520
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- NII論文ID
- 110002910484
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- NII書誌ID
- AN00222633
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2MXhtVGis7bM
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- NDL書誌ID
- 7489161
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- ISSN
- 05251931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可