2C5-13 授業の構成に関する 7 か国の比較結果と考察

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タイトル別名
  • The Structure of Lessons in Seven Countries : Result and Analysis of the Comparison

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抄録

7か国の授業の構成では, ほぼすべての授業で数学的問題が含まれており, 授業時間の大部分が問題を解くことに費されていた。また, どの国の教師もある一定の時間を, 古い内容の復習, 新しい内容の導入, 新しい内容の練習に費し, 授業中の数学的作業は2つの社会的構造(クラス全体と個別作業)を通して行われていた。その一方で, 日本とオランダは, 比較的対極にある学習環境を生徒に与えていた。日本は, 1題当りに長い時間を要求する少数の問題を, その大部分をクラス全体で解くことを通して取り組み, オランダでは, 多くの時間が, 生徒が個別に問題セットに取り組むことに費された。また, チェコは復習を強調し, 香港と日本は新しい内容を強調した。日本は新しい内容を導入することに, 香港は新しい内容を練習することに焦点があった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206229129728
  • NII論文ID
    110002912736
  • NII書誌ID
    AN1035926X
  • DOI
    10.14935/jssep.27.0_235
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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