29-3G2 実物と写真のイメージ記憶によるスケッチの教育的効果 : ユリの観察

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抄録

本研究の実験は、実験I、実験II、実験IIIから構成されている。実験Iでは、児童のユリの花に対するイメージを認識する。実験IIでは、児童を実物の花を観察させる(以後、実物群とする)群と写真を観察させる(以後、写真群とする)群に分ける。実物群には、各児童に実物の花を配り観察させながらスケッチを取らせる。このとき写真群には、各児童に花の写真を配り観察させ、実物群と同様にスケッチを取らせる。その後花と写真そしてそれぞれがスケッチした用紙を回収する。次に、白紙の調査用紙を配布し、何も見ない状態で花の形態をできるだけ正確にスケッチで再生するように求める。実験IIIでは、Iと同様の方法でユリに対するその後のイメージの変化を確認する。そしてこれら実験I、II、IIIでは、各児童のスケッチから観察得点を算出し比較検討する。

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詳細情報

  • CRID
    1390001206228566272
  • NII論文ID
    110002917417
  • NII書誌ID
    AN1035926X
  • DOI
    10.14935/jssep.21.0_191
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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