KLICにおけるゴール・スケジューリング最適化
書誌事項
- タイトル別名
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- The Optimization of Goal Scheduling on KLIC
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抄録
並列論理型言語KL1では、ーつ一つのゴールが並行実行の単位であるため、その細粒度の並行性制御に伴うオーバヘッドが速度低下を引き起こしている。そこで本研究では、逐次実行が最適であるようなシーケンスを並行実行の単位とする最適化手法を提案する。本手法では、KL1プログラムを静的に解析し、半順序の依存関係がなりたつゴールの集合を求める。これを用いて、プログラムをスレッドと呼ぶ逐次実行が最適なゴール系列に分割する。スレッド内は逐次実行を行うように静的にスケジューリングされ、各々のスレッドは並行実行の単位として動的にスケジュールされる。ー方、実行時の並列性の低下を最小限にとどめるため、要求されたデータを生成するスレッドを優先的にスケジュールするような動的なスケジューリング機構を導入する。この最適化をICOTで開発されたKL1処理系KLIC上に実装し、簡単なプログラムで性能評価を行ったところ、実行速度で約1.7倍の速度向上が達成された。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. PRO, [プログラミング]
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情報処理学会研究報告. PRO, [プログラミング] 96 (107), 43-48, 1996-10-31
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573950401960917632
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- NII論文ID
- 110002929559
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- NII書誌ID
- AN10485570
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles