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- 飯田 弘之
- 静岡大学情報学部情報科学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Thoughts on the Origin of Japanese Chess from the Viewpoint of Game Strategy Programming
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抄録
本稿は日本将棋の起源をその変遷も含めて明らかにする研究の試みである。本研究では、日本将棋の起源および変遷に関与したと思われる、インドのチャッツランガ、西欧チェス、タイ将棋マークルック、中国象棋、日本将棋などを計算機上にプログラミングする。それによって、文献調査に基づく従来研究では明らかにされていない、日本将棋の起源に関する新しい情報論的な知見を得る。すなわち、ゲーム論的な戦略の変遷からみた将棋の起源/変遷に関する調査研究を論じる。すでに筆者が行なってきた、チェスと日本将棋のプログラミングを通して得た知見について述べる。本稿はまだ研究提案の段階であるが、本研究を通して情報論的な新たな知見が得て、人文科学とコンピュータの領域研究の一事例となることを期待する。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. CH,[人文科学とコンピュータ]
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情報処理学会研究報告. CH,[人文科学とコンピュータ] 34 7-12, 1997-05-23
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572261552100500096
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- NII論文ID
- 110002929836
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- NII書誌ID
- AN1010060X
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles