法律条文の標準構造(2) : 標準構造を用いた法知識の意味処理

• 川添 一郎

  大阪大学大学院言語文化研究科

• 牧 隆史

  (株)リコー電子デバイス事業部

• 田中 規久雄

  大阪大学大学院法学研究科

書誌事項

タイトル別名

• Standard Structure of Legal Provisions (2) : Legal Knowledge Processing by Standard Structure

抄録

法律条文は、一見多種多様な形態を持つと思われるが、目的的に運用される一種の制限言語と考えることができ、その構造的特性に着目した操作を行うことで、ある特定の典型構造に変換することが可能となるのである。本研究では、いわゆる「標準構造」を基に、自然言語を用いた法律条文の検索参照システム作成の為の基礎的研究を行う。特に、意味内容の操作面での問題を具体的に検証することにより、より現実的な対処法を目指す。そして、この対処法と「標準構造」との組み合わせを用いた、システム構築例を提示する。

収録刊行物

• 情報処理学会研究報告. 自然言語処理研究会報告

  情報処理学会研究報告. 自然言語処理研究会報告 107 97-104, 1995-05-25

  一般社団法人情報処理学会

キーワード

• 法律条文
• 標準構造
• 法文概念構造(LP-CTS)
• 法文データベース
• 法文検索

詳細情報

• CRID: 1570291227270378880
• NII論文ID: 110002935036
• NII書誌ID: AN10115061
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles